<病態>

遺伝的要因を背景とした慢性搔痒性皮膚疾患(痒みの続く皮膚病)です。

皮膚の病変は、主に腹部、顔(特に眼回り)、手足の指や指間、腋の下に現れます。

初期には皮膚の発赤、脱毛程度ですが、慢性化すると皮膚の肥厚、色素沈着、脂漏、紅斑が進みます。

アトピー性皮膚炎の柴犬ちゃん

 

 1左:増悪時             右:治療3カ月後

 

<診断>

疥癬や、アカラス、ノミアレルギー、食物アレルギーなど区別する必要があります。

特に食物アレルギーとの区別が重要で、環境アレルゲン抗原に反応する血液中のIgE(抗体)を検査する方法や、リンパ球の反応を見る血液検査などで診断を進めます。

 

<治療>

ステロイド 、シクロスポリン製剤、JAC阻害剤等を組み合わせて治療していきます。

薬は一長一短がありますので、獣医師とのコミュニケーションが必要となります。

最近では、1か月に1度の注射で効果が得られる場合があります。

また、シャンプーは家庭でできる最も効果的な治療です。状況に応じてクレンジングオイル、保湿剤を組み合わせます。

食物アレルギーを併発している場合には、低アレルゲンフードを継続的に与えると有効な場合があります。

 

 

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