心基底部腫瘍

病態

非常に稀な腫瘍です。
心臓の入り口付近にできる腫瘍で、予後が悪い腫瘍の1つです。
最近人気のボストンテリア(短頭種)に発生が多いとされています。

診断

腫瘍によって心臓や肺、気管が圧排されて息苦しさ等の症状がでます。
レントゲンでは胸領域に白い影が確認されるので、肺腫瘍や胸腺腫、異所性甲状腺癌等が鑑別に上がります。
エコーで心基底部の腫瘍を確認し、可能であればFNA(針生検)で診断をつけます。

治療

根治困難な病気の一つで、緩和治療を中心に行います。
心臓周囲に液体が溜まる(心タンポナーデ)ことがあるので、心膜切開が有効との報告もあります。