てんかん発作

病態

発作的に繰り返される全身のけいれんや、意識障害を主な症状とする脳疾患です。
全身性の発作と(全般発作)、軽度な発作(部分発作)の2種類に分類されます。
発作の前兆として、落ち着きがない、一点を見つめる、動物が不安定になるなど、症状が多々みられます。

診断

血液データや心臓のデータを取り、意識障害が生じる他の病気を除外して、脳の病気と確定させます。
脳の状態を診断するには、全身麻酔のCT検査やMRI検査が必要です。

脳MRI 一例

治療

脳波以外に異常のない「特発性てんかん」であれば、毎日の投薬により、てんかんが起こりにくい様にコントロールしていきます。
脳炎や脳腫瘍などの「症候性てんかん」であれば原因疾患の治療をしていきます。