リンパ腫

病態

リンパ腫は癌化したリンパ球が病変を作る血液がんの一つです。
いくつかのタイプがあり、その一つを消化器型リンパ腫と言います。
胃に発生することもあり、胃の壁が分厚くなり食事を取れない状態になるケースもあります。

診断

針で細胞を吸引し、顕微鏡で観察、又は病理検査で、腫瘍性リンパ球が存在しないか確認します。

治療

ビンクリスチン、サイクロフォスファマイド、アドリアマイシン、プレドニゾロン、L-アスパラギナーゼと言った抗がん剤がメインとなりますが、副作用の少ない抗がん剤もございます。
治療は状態に応じていくつも方法がありますので、まずはご相談下さい。

肥厚した胃粘膜(黄色線 10mm)
同部位の抗がん剤治療後(黄色線 2mm)