<病態>
鼻涙管と呼ばれる結膜と鼻腔をつなぐ細い管が何らかの原因で閉塞してしまう病態です。
ウサギで多く発生し、歯疾患やそれに伴う膿瘍形成により鼻涙管が圧迫、閉塞してしまうことが多いです。
目の周りが赤く腫れて炎症を起こした状態になる場合が多いです。
<診断>
鼻涙管の洗浄を行いつまりがないか確認する方が簡便で多く用いられる方法です。
↑チーズ状の膿が涙腺から分泌されています
<治療>
原疾患の治療が選択されます。(抜歯、膿瘍の除去)
歯の問題が多いのですが、特定には全身麻酔のCT検査が必要なことが多く、また定期的に鼻涙管の洗浄を行い詰まりを取ることで
若干流涙や目やにが収まるケースが多いため、鼻涙管洗浄のみ定期的に行うこともあります。
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