腸炎

病態

下痢を主な特徴とする腸粘膜の炎症です。
原因には、食事や薬物、感染症、ストレスなどがあります。
水様性または粘血性の下痢が一般的な特徴で、嘔吐、脱水がみられることもあります。

診断

異物や他の病気を除外して、症状と身体検査、糞便検査等で診断します。

治療

対症療法として、急性例では腸を休ませるために、半日~1日絶食をします。
慢性例には、食事療法と、下痢止めの薬を投与します。
激しい下痢、嘔吐、脱水がみられる場合は、点滴を行います。