腰部椎間板ヘルニア

病態

骨と骨の間にある「椎間板」が飛び出し(ヘルニア)、脊髄を圧迫し痛みや麻痺が生じる病気です。
ダックスフンドがなりやすいと言われています。
30cm程度の段差の乗り降りでも発症することがあります。
重症度に応じてグレード分類(I〜Ⅴ)を行い、検査や治療を決定します。

診断

症状や触診、神経学的検査によりこの病気であると推測することができます。
病変の存在を推定した部位に合わせてレントゲン検査を行います。
必要に応じてCT検査、MRI検査を行います。

治療

内科的治療と外科的治療があります。
内科的治療は症状が軽度の症例の場合に行います。(グレードI〜Ⅱ)第一の治療は安静に保つことです。
内科的治療で改善がみられない場合は外科的治療を行うことになります。