病態
顔のシワが長すぎて、皮膚や目に障害を起こす事があります。
特に短頭種で発生が多く、顔にあるシワとシワの間に皮膚炎が起きたり、目(角膜)に毛が接触することで目がしょぼしょぼしたり、皮膚を痒がるという症状が出るケースがあります。
診断
角膜への色素沈着、シワの間の皮膚検査などで診断します。
毛やシワが日常的に目に当たることによって、白目に黒色の色素沈着が出ています
治療
内科的にシワの間の消毒や抗生物資の内服で治療するケースもありますが、繰り返す事が多いです。
根本解決として、外科的にシワを切除するという選択もあります。
短頭種のオーナー様でお顔の皮膚炎や角膜潰瘍にお困りの際は是非受診をお勧めします。